厚生労働省交渉

 全国精労協は、精神科病院の労働組合の組織として、厚生労働省と交渉を行なっている、唯一の団体です。結成以来、毎年続けています。 

 私達の労働条件や医療の中身は、厚労省が打ち出す様々な政策に左右されています。一方で、厚労省は、現場の状況をほとんど知りません。私達は、そのような厚労省に対して、現場からの生の声をぶつけ、諸矛盾・諸問題の解決のために要望を行なっています。

 私達の日々の仕事は、医療法や精神保健福祉法によって枠に囲われ、縛られています。少ないマンパワーで重労働を強いられ、差別的な診療報酬によって、低賃金から抜け出せない事も、すべて、制度や法律によって、がんじがらめにされているからなのです。

 毎日の仕事に励む事と同時に、法律や制度を変えさせていかなければ、差別され続けている精神科医療の実態は変える事ができません。

 精神の病いにある方が、社会的にも差別を受け続けていると言う事は、その医療の仕事に就いている、私達医療労働者も差別されている、と言う事なのです。

 制度や法律を変えて行く努力無しには、私達の生活の向上も、誇りの持てる充実した仕事・労働の獲得もありません。厚労省交渉は、その為の大事な行動の一つです。

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2012要望書.pdf
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2012交渉記録.pdf
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