1.はじめに

 労働組合を作りたいとの相談を受けた時に、うまく説明できなかった経験は誰にでもあるでしょう。そんな時に役立つようにと、このハンドブックを作りました。思いは広がり、「組合員オルグに使いたい」「新入組合員の教育に使いたい」などの要望も満たせればもっといいのでは・・・との欲張った気持ちも出て、勢いに乗って出来たのがこのハンドブックです。

 このハンドブックの目的を述べると、次のようになります。

  1. 組合員への啓発
  2. 新入組合員への教育や非組合員への案内
  3. 未加入組合への加入呼びかけ
  4. 組合のない職場に組合結成を訴える・・・など

 ぜひ、いろいろな用途に役立てて下さい。

 上記の言葉から始まるハンドブックを作成したのが、1994年1月です。この間に、社会情勢も、精神医療情勢も大きく様変わりしてきました。その内容には進展しているものもありますが、多くは一向に改善されないばかりか、逆に後退してきていると思われるような状況も様々な場面で起こって来ています。

 このような厳しい状況に立ち向かうためには、一人の力だけでは非常に弱いものです。労働者であり、また精神医療に携わる私たち一人ひとりがより良い労働現場、より良い精神医療現場を作るために連帯して闘う労働組合の存在が重要となってきています。

 今回、全国精労協の活動を再点検する中で、ハンドブックの改訂を行いました。皆さんの日々の活動に利用していただければ幸いです。

2007年1月

(1) → (2)精神医療現場に労働組合を作ろう